不調知らずで働くために

過労でよくある体の異常と健康維持の対策

健康維持に有効であるのは、体の不調をいち早く察知することにある。
もし体に異常が生じた場合、痛みやあるいは何らかの別の症状として体から兆候が出る。
しかし当の本人が体からのわずかな異常のサインに気付いていないと、問題を見過ごしてしまいさらに病状が悪化しかねない。

現実に介護の現場では仕事が忙しいあまりに健康管理を怠ってしまい、体の異常を見落としてしまう事態もありうる。
健康を維持し長く介護業界で働くためには、普段から体の状態を細かくチェックし異常がないかどうか確かめる習慣を身につけた方が良い。

例えば過労が原因で生じる症状によくあるのが、物忘れである。
普段なら記憶しているはずの物事をうっかり忘れてしまい、職場で失敗してしまう場合が挙げられる。
簡単な物忘れであれば健常な状態でも時として起こりうる。
しかし職場や日常生活の中でも頻繁に物忘れが起きるようであれば、それは体からの異常のサインである可能性が高い。
物忘れの症状以外にも、仕事に集中することができなかったりあるいはぼんやりする時間が増えるようであれば、健康維持のためにこれらの異常を見過ごすことができない。

もし過労が症状の原因であれば、職場をしばらく離れ休息する方法で次第に異常は治まる。
ただし過労以外の病気が各種症状の原因という可能性も考えられるため油断は早計である。
十分に休息を取ったにも関わらず症状に回復が見られないのであれば、医師に相談する必要がある。
身体の不調であったり、心の不調であったりは何らかの原因が伴っている。
例に挙げた過労からの物忘れ以外に健康維持してHAPPY!LIFEを見て今の自分に当てはまる不調はないか、また改善策はどのようなものがあるかをセルフチェックして欲しい。